『いつしか時は過ぎゆきて』
2年前の札幌の演奏会だったと思います。小樽からエントリーしていた少年が17弦で独奏していました。スタッフだったので楽屋裏を走っていてキチンと聴く事は出来なかったですが、とてもきれいなメロディーであったのと指使いがピアノのようだなぁと感じた記憶がありました。
少しして思い出したので店内を見ると在庫がありました。2楽章では左手も沢山使わなくてはならない譜面だったので、いつか弾ければ程度に1冊キープしてました。
そして最近、去年辺りから少しづつ頑張っている17弦の練習曲にしています。勿論まともには弾けませんが、少しづつ左手も動き、何とかアルペジオっぽくなってきました(笑
「・・歳月人を待たず、昨日にとっては未来だった今日という日も、明日になればもう過去の一日に加えられます・・」と解説の一文にあります。確かに時の経つのは早いものです。あの時大阪港から見た数え切れない数の黒煙‥あれから17年とはの歳月が流れたと言われてもピンとは来ませんが‥
17弦と三絃の二重奏です。少し淋しい感じのするメロディですが、きれいな旋律で気に入っています。珍しく、まだ原曲を聞いていないので楽しみもあります。そして、いつか三絃と合奏出来る日がくればと密かに思ってます。
アットホームな温習会でした〜
日曜日は何とか雨も降らず、客席もほぼ満席状態で大きな拍手あり笑いありの温習会でした。小さい子供達の可愛い演奏と唄に和まされ、小学生以上の子供達には舞台裏や客席で応援あり、古典もしっかりとでとてもアットホームな会だったと思います。
17絃で初めて挑んだ演奏は初めは大丈夫だったんですが、心配していた中盤から必死の状態になってしまい、瀕死の状態で何とか最後に辿り着いた感じでした。反省しきりですが、僅かながら上手くいったところもあり、まずまず良かったです。しかし機会があれば是非とも再挑戦したいと思いました!
今回初めて合奏練習への参加となりましたが、少しづつ楽曲を作っていく過程はホントに楽しかったです。「ひぐらし」という曲も弾くほどに味が出てくる曲だと思いました。この曲に参加出来て良かったです。声をかけて頂いたK先生には感謝しています。
また叱咤激励して下さった皆様本当に有難うございました!
ひぐらし
『雨はれて 濡れたる梢かがやけり
みだるる露の しづけきそよぎ
夕映えの けぶるが中にかなかなと
あれはさみしき ひぐらしの啼く』
「ひぐらし」(中能島 欣一:作詞・作曲)の歌詞です。この曲は昭和2年に書かれたものですが、平成19年に中能島弘子により17弦や三味線が追加・編曲されています。
そして、何とその17絃を自分がこの度初めて演奏することになりました。聴いていただけるレベルでは無いのは承知していますが、お時間がありましたら会場に足を運んで頂けると嬉しいです。
「ひぐらし」は1曲目、4〜6曲目には当店代表も尺八で参加しています。
【金子社中 箏曲温習会 〜故 金子美栄勢先生を偲んで 】
会場:サン・アザレア 3階ホール(旭川市6条4丁目)
日時:平成23年11月6日(日) 11時開演
良い唄声でした
今頃の季節になると楽しみな琴の演奏会が幾つかあります。まず今回の会は「初秋を感じながら‥」と言う所ですが、今年はまだまだ残暑続きでした(笑
会場はステージがないロビーコンサートっぽい良い雰囲気で、入り切れない程のお客様の中、小学生のメンバーも参加した曲でスタートしました。担任の先生も生徒と一緒に参加され、スーツでの演奏姿は格好良かったです。
こちらの社中は皆さん唄も良い感じなので楽しみなのです。今回も良い唄声を聴くことが出来ました。琴と唄、そして尺八の音色はとてもバランス良く会場に響いていました。
特に「春の曲」が良かったです。すっかり聴き入って写真を撮り忘れる始末でした(笑)次回も楽しみにしています!
めざせ日本一〜!
今年5月に青森県弘前市で開催された「津軽三味線日本一決定戦」でA級準優勝、ジュニアの部優勝及び3位に輝いた3人の報告演奏会が先週開かれました。
ジュニアの部では入賞でも凄い事なのに優勝するというのは本当に凄いことですね。さらにプロアマ問わずのA級で準優勝とはますます凄いです!しかも、優勝者とはたった1点差という事は優勝と同等という事です。3人の来年の更なる進化を大いに期待しています!
演奏会も色々なプログラムで楽しませてもらいました。津軽三味線の大合奏や子供達の和太鼓演奏も良かったです。それに津軽三味線と太鼓によるオリジナル初演「じょんがら太鼓」はとても迫力あるコラボでした。
ここ旭川から日本一を目指すなんてホントに良いですね〜皆さん頑張って下さい!!